私達歯科医師には本来、2つの入り口が用意されています。一つは保険診療の世界の入り口、もう一つは、自由診療の世界の入り口です。しかし、残念ながらほとんどの歯科医師は、そんな選択をする間もなく保険診療の世界の扉をくぐり、そのシステムの中の常識にに囚われて生きている様に見えます。
 

では、保険診療と自由診療の扉の向こうの世界はどのような違いがあるのでしょうか？
最も違うのは、医療を行った結果として得られる報酬の種類が違うと言うことです。

保険診療の世界では、得られる報酬の主体がお金であり、治療費を誰が負担するかで保険か自費かを分けているだけです。そして、その目的はどちらも同じで、いかに効率的にお金を儲けるかと言うことに集約されます。薄利多売で質を求めない保険治療か、金・セラミック・マイクロ・CTと言った材料や器材で付加価値を作り、高い収益を得ようとする自費診療。経済的成功がこの世界のステータスなのです。

それに対し、自由診療の世界は、報酬の主体が心の報酬にあります。自由診療医として必要なトレーニングを積んで診療を行えば、患者さんとの間に真の「信頼」を構築出来るだけでなく、患者さんからの「感謝」や「尊敬」、そして自分自身に対する「自信」や「誇り」など、保険診療の世界では得難い心の報酬を得ることが出来るのです。

だだし、決して経済を諦めて聖人の様になれと言っているのではありません。EXDiのアカデミーでは、無理なく効率の良い診療システムで経済を安定させながら、心の報酬も得ることの出来る、バランスの取れた歯科医師の生き方をお伝えしています。

あなたが本当に求めているのは何でしょうか？お金ですか？ お金は稼いでも稼いでも、あなたの心に安寧をもたらす事はありません。自由診療はあなたの歯科医師としての人生を成功に導く「歯科医師の生き方そのもの」にかかわる医療です。

また、 「様々な規制に囚われず、自分のやりたい治療が出来る」と言う歯科医師の近視眼的・利己的な自由を得るための診療でもありません。自由診療は、「自分がやりたい治療と患者さんが望む治療を一致させる事の出来る」診療です。なぜなら、自由診療は、相手を思い思われる心を育てる「仁の医療」だからです。

 EXDi（イーエックスディー）は、みなさんに「真の自由診療への扉」を開き、歯科医師としての生き方をもう一度問い直します

上図は「自由診療の樹」と呼ばれるものです。

この樹が成長するためには、まずは根となる診療哲学の存在が欠かせません。そして、その根が根付く為には、しっかりとした医療環境を作り出す土壌、つまりグランドデザインが必要です。そのうえで、診療においては十分な診査と正確な診断が要求されます。上図の葉っぱに象徴される治療技術や機材はその上で初めて役に立つ物です。当然、葉はたくさん茂らなければ樹は大きくなりませんが、診療哲学、グランドデザイン、診査診断があって初めて有効な物になるのです。

EXDiアカデミーでは、自由診療医の成功の根源である歯科診療哲学を基盤とし、コミュニケーション、経営、職場環境など、様々な分野においてバランスの取れたリーダーシップの発揮できる歯科医師を養成しています。